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Memo02

生活習慣病から心の病までカバー






WHOは、糖尿病などの生活習慣病やがん、心の健康への取り組みも強化しつつある。2013年の総会では、感染症以外の病気やメンタルヘルスの行動計画をそれぞれ採択した。


メンタルヘルス行動計画は初めて。「精神的に満たされた状態は、健康の基礎」と位置づけた。20年までに各国の自殺死亡率を10ポイント減少させ、重い精神障害を持つ患者のうち、社会的なケアなどのサービスが受けられる人の比率を20パーセント増加させることなどを目標に掲げている。


自殺で亡くなる人は世界で年間80万人以上いるとみられている。WHOは今年、自殺の実態把握や予防施策などの政策立案に必要な情報を盛り込んだ冊子も出版した。


生活習慣病やがんなど感染症以外の病気は、かつては先進国の問題とみられていたが、食生活の変化などで途上国でも大きな問題となっている。08年には世界で3600万人が亡くなり、そのうち8割が途上国の人々だったとWHOはみている。このため、国連も対策強化の必要性を訴える政治宣言を出している。


昨年採択された、WHOの13~20年の行動計画では、塩分摂取量を30パーセント減らす、糖尿病や肥満の増加を止める、運動不足を10パーセント減らす、循環器疾患やがん、糖尿病、慢性呼吸器疾患による時期尚早の死亡を25パーセント減らす、16歳以上の喫煙率30ポイント低減、など九つの目標を国の事情に応じて掲げるよう勧めている。



(大岩ゆり)






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