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動物園のお仕事





動物とふれあえる飼育係は、動物好きには憧れの仕事かもしれない。日本動物園水族館協会によると、協会に加わる園で飼育にあたる職員は約2050人。採用の条件は園によって違うが、人気の園では競争率が数十倍になる狭き門だ。


動物の世話だけではなく、生態や自然保護について来園者に伝えてもらう役割を飼育係に期待する園も多い。よこはま動物園ズーラシア園長の村田浩一は「動物が好きなだけではダメ。飼育や動物園のあり方についてビジョンを持っている人になってほしい」という。


最近は、展示のデザインや設計を手がける仕事も重要になっている。動物がすむ環境を再現したり、動物の生き生きとした行動を引き出したりする展示が増え、専門性が求められるからだ。


ただ、日本では欧米のコピーも多く、展示に詳しい特定の建設会社に任せる例が大半という。一方、欧米の大規模園の多くにはデザイン専門の職員がいる。外部の専門デザイナーも多い。大がかりな展示は、そうしたデザイナーと園が二人三脚で何年もかけてつくる。「閉鎖寸前の劣悪な動物園が外部にアイデアを求め、斬新なデザインを採り入れて生き返ることが多い」と、米国を中心に数々の園を手がけたデザイナーのジョン・コー(73)は言う。




(文中敬称略)






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