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Memo03

泡で裁判





ビールの泡は、炭酸ガスの気泡に、ホップの苦み成分や麦芽のたんぱく質が付いたものだ。炭酸を閉じ込める「ふた」になり、酸化を防ぐ役割もある。酒博士と呼ばれた故・坂口謹一郎は太平洋戦争中の「泡はビールなりや否や」裁判について書き残している。ビアホールが泡までビールとして売るのは「総動員法違反」と訴えられ、裁判になったというのだ。鑑定にあたった坂口は、泡を液体に戻すとアルコールも糖分もたんぱく質も、元のビールより濃いと証明。泡は「余計なもの」ではないと認められたという。


(文中敬称略)













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