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Memo01

MOOCに挑戦してみた





ムークを利用するには、講座の配信サイトに登録する必要がある。いわば、入学手続きだ。いずれの配信機関も海外にあるため、ほとんどが英語だ。


記者が、配信サイトの一つエデックスで登録してみたときも、英語だった。ホームページの上に出ている「REGISTER NOW」をクリックして、「メールアドレス」と「名前」を入力し、パスワードを設定する。また、エデックスの討論サイトへの参加時に他の受講生にも表示される「公開用の名前」もつくる。最後に「他の受講生を中傷しない」「知的所有権を侵害しない」などの約束事への同意が求められる。これで登録完了だ。次は、楽しい講座選び。新学期前の学生のような気分だ。画面の「COURSES」をクリックすると、健康管理、哲学、データ解析、中国史、音楽など1月15日現在で126の講座リストが並んだ。分野別や大学別に絞ることもできる。いくつ受講しても無料なので迷ってしまう。


各講座には、普通の大学の授業のように開講日と閉講日がある。1週間ずつ学ぶ内容が決まっていて、受講生が視聴するべき講義動画や、解くべき宿題が公開される。課題図書を無料公開する講座もある。本を買わなくても読めるのは驚きだ。分量が多いので、英語を母語とする人でも毎週2~12時間ほどの勉強が必要になるらしい。


動画は大学の長い講義を撮影したものでなく、ムーク用に収録されている。時間は10分前後が多く、各回のテーマも明確だ。90分講義を聴き続けるには忍耐力が必要だが、これなら集中力が持続しやすい。一時停止・巻き戻しもできる。英語で字幕を出してくれたり、動画の再生速度を遅くできたりする講座もある。


講座には中間と期末の試験があり、規定時間内にオンラインで提出する。成績はパソコン画面に届く。


日本語で学べるムークの準備も進む。産学で設立された日本オープンオンライン教育推進協議会が新年度内に、東京大学の歴史論や明治大学のサブカルチャー論など少なくとも12講座を公開する。最初の講座は4月に始まる。



(金成隆一)

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