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Memo06

クオーツって?





石英(クオーツ)の一種の水晶に電圧をかけた際の振動をもとに1秒をつくる。セイコーが世界初のクオーツ式腕時計を開発したときの振動数は毎秒8192回。現在は3万2768回の振動をIC回路で読み取り、1秒に1回の電気信号に変えて秒針を動かすものが多い。振動数が大きい方が正確だという。水晶と同じような性質をもつ鉱物はほかにもあるが、水晶は人工的に製造できて調達コストが安いことや、カットした形によって振動数を簡単に変えられることなどから採用された。




(解説:時の研究家・織田一朗、構成:和気真也)



織田一朗(おだ・いちろう)

1947年生まれ。71年、服部時計店(現セイコー)に入社。97年に独立して、時の研究を続ける。著書に『時計の針はなぜ右回りなのか』(草思社文庫)、『「世界最速の男」をとらえろ!』(草思社)など。

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