RSS

Memo03

茶道

花嫁修業減り、授業で採用呼びかけ

提供:裏千家



日本のお茶の伝統といえば、抹茶で客をもてなす「茶の湯」の作法を極める茶道がある。茶道人口は、日本生産性本部のレジャー白書によれば2011年に320万人で、この10年ほど増減を繰り返している。


裏千家、表千家、武者小路千家を合わせた「三千家」の初代はいずれも千利休(1522~1591)。4代目から3流派に分かれた。最大の流派が裏千家で、茶道人口の半分以上を占めるとされる。「茶道」の読み方は、裏千家は「ちゃどう」、武者小路千家は「さどう」、表千家では特に決まりはないという。


以前は花嫁修業として習う女性が多かったが、最近は減ってきた。生活の洋風化で和室が減ったこと、正座の苦手な人が増えたこともマイナス要因と見られる。


裏千家は学校の授業での茶道の採用を働きかけている。11年度には裏千家だけで幼稚園から大学まで6533校で教え、前年度より約80校増えた。


海外への普及にも努めている。京都市にある裏千家の茶道専門学校は1966年から留学生を受け入れ始め、現在も米国やフィンランドから8人が学ぶ。授業料と寮費は無料。基本的に英語で教える。朝8時半の朝礼から始まり、和服を着ての稽古(けいこ)だ。


米国から英語講師として来日し、入門したマイケル・ハーディー(33)は、茶道の魅力を「建築や書道、禅や礼などすべての文化が含まれていることだ」と話していた。


(秋山訓子)

(文中敬称略)

この記事をすすめる 編集部へのご意見ご感想

  
ソーシャルブックマーク
このエントリーをはてなブックマークに追加

朝日新聞ご購読のお申し込みはこちら

Information | 履歴・総合ガイド・購読のお申込み

Editor's Note | 編集長から

PC版表示 | スマホ版表示