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「ミニマリスト」になりたいわけじゃない

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[Part1] 大事なのは自分じゃなくて他人

photo:Hayasaka Motooki

結局、モノを持つとはどういうことなのか。ミニマリストの対極にいる人に聞けばヒントが見つかるかもしれない。そう思い、エッセイストのみうらじゅん(59)に取材を申し込んだ。 「誰がこんなモノを買うのか!」と疑うような全国の土産物を「いやげ物」と呼び、普通の人が手にしないようなものの収集家として知られている。「モノを捨てたら、そらすっきりしますけど、そんなにモノをなくして自分が残る自信がありません。自分を取り巻く世界も含めての自分ですしね」


ミニマリストへの印象を尋ねると、素直な答えが返ってきた。話を聞いて気がついたのは、ミニマリストとみうらの間には、モノを持つ意味に違いがあることだ。「自分がすっきりするよりも、他人に喜んでもらえるならあってもいいと思ってますから」


一人っ子だったみうらは子どもの頃、京都の実家に友だちが遊びに来ると、押し入れから次々とモノを取り出し、帰るのを引き留めたという。「『あいつんとこの家に行ったときに、おっかしいもんがあった』っていうのがないとね。早く帰られちゃうんじゃないかって不安があってね」


(宋光祐)

(次ページ「ミニマリズムのその先にあるもの」へ続く)


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