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なぜ幼児教育か

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[Part3]幼児教育≠早期英才教育/田熊美保(OECD政策シニアアナリスト)



photo:Sako Masanori

幼児教育が将来的な子どもの学ぶ力の向上につながることに世界が注目している。仏パリの経済協力開発機構(OECD)本部で幼児教育プロジェクトをとりまとめる政策シニアアナリストの田熊美保に世界の潮流を聞いた。


幼児教育には三つの側面があります。子どもを預かることで女性の社会進出を後押しする「労働」政策、貧しい家庭を支援する「社会」政策、子どもの学びを助ける「教育」政策です。近年は教育の面が各国で強調されています。


かつて学校教育は小学校から始まると考えられていました。しかし子どもの脳は0歳から4歳までの間にたくさんのことを学びます。北欧では1990年代ごろから、教育(エデュケーション)と保育(ケア)は一体で切り離せないものとして「エデュケア」という考え方が注目され、世界に広まっています。


日本では、幼児教育といえば早期英才教育といったお勉強をイメージするかもしれません。私たちが考える幼児教育は違います。漢字などの知識を詰め込むのではなく、学びや人格形成の基盤をつくることが大切です。


視察したポルトガルの幼稚園では、子どもたちが話し合って「今週のルール」を決めていました。「友達をたたかない」といった簡単なものです。金曜日にルールを守れたか、子ども同士が話し合います。

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