RSS

京都へおこしやす

[Part1]タイ、カンボジアでは

アンコール遺跡群にも、中国の団体客は多い。

気温35度の熱気に、マンゴーやパイナップルの香りが漂う。3月、「タイの京都」と言われる古都チェンマイの台所、ムアンマイ市場を訪ねた。


中国からの団体客が、買ったドリアンをその場で食べている。京都の錦市場あたりで見る食べ歩きの光景にそっくりだ。見ていると、彼らは1000バーツ(約3200円)以上と一晩の宿代分くらい買っていく。「中国人はいいお客だよ」。フルーツ商のコーンカイ(30)は言った。


外国人観光客の急増という事態に向き合っているのは、京都ばかりではない。


チェンマイに来る中国人が急増したのは、2013年。この地を舞台にした中国映画「人再囧途之泰囧(Lost in Thailand)」の大ヒットで、宿泊客が28万人と前年の3.5倍になった。


「それは、カオスでした」と、国立チェンマイ大学(CMU)の副学長ローム・チラヌクロム(56)は振り返る。名刹(めい・さつ)ドイステープがある山のふもとに広がるキャンパスが「写真を撮るべき景色」と評判になり、観光客が押しかけたのだ。


バイクの事故が増え、学生食堂に行列ができ、大学前の売店で買った制服を着て授業に出る者まで現れ、さすがに学生や教員が「締め出せ!」と言い出した。

…続きを読む

この記事の続きをお読みいただくためには、購読手続きが必要です。
GLOBE総合ガイド
  • ログインする
  • ご購読申し込み

朝日新聞デジタル購読者(フルプラン)の方なら手続き不要

「朝日新聞デジタル(フルプラン)」を購読済みの方は、ご利用のログインID・パスワードでGLOBEデジタル版の全てのコンテンツをお楽しみいただけます。「ログイン」へお進みください。
朝日新聞デジタルのお申し込みはこちら

この記事をすすめる 編集部へのご意見ご感想

  
ソーシャルブックマーク
このエントリーをはてなブックマークに追加
Facabookでのコメント

朝日新聞ご購読のお申し込みはこちら

Information | 履歴・総合ガイド・購読のお申込み

Editor's Note | 編集長から

PC版表示 | スマホ版表示