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トイレから愛をこめて

[Part4]世界の現状と国連ミレニアム開発目標






世界では約9億5000万人が野外排泄、つまりトイレを使えない状態で暮らしている。国連の「ミレニアム開発目標」は2015年末までに、安全なトイレがない人口を1990年比で半減することを目指すが、目標には大きく届かない見通しだ。


世界保健機関(WHO)によると、野外排泄する人が多いのは、インドなどの南アジア(6億1000万人)、サハラ以南アフリカ(2億2900万人)である。


インドでは、モディ首相が「寺院よりトイレを」の公約を掲げ、全ての家庭や学校にトイレを配備する政策を進める。中国政府も、17年までに、全国の農村や観光地のトイレ環境を改善する計画をつくった。


世界銀行の研究員の試算によれば、「農村部で野外排泄をなくすために使う1ドルで、6ドルの経済的便益がもたらされる」という。





本編3へ続く)







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