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着物に明日はあるか?

[Part2]盛況の着物オークション



photo:Sako Kazuyosi

京都市山科区にある中古着物の「丸福市場」では月に2回、会員制のオークションが開かれている。約30の買い取り業者が持ち込む中古の着物を、小売店や卸業者ら約40の買い手が次々に競り落としていく。人間国宝が手がけた着物に400万円の値がついたこともある。


デザインが古かったり、状態が悪かったりするものだと10枚セットで1000円ほどだ。手芸用の布として使われることが多いという。中古市場は東京や大阪などにもあり、たんすに眠っていた着物が次の人生に向かって歩き出していく。


市場を主宰する岡本郁夫社長(56)は、この道34年のベテランだ。新品がたくさん売れていた時代は、中古に良くないイメージがあったが、今はないという。「出品数は減っているが、消費者に人気があるのか最近は小売りの呉服店も買いに来るようになりました。中古にこそ、質の良い着物があると考える人たちがいるようです」





(文中敬称略)

(次ページへ続く)





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