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お茶、再発見

[Part3]風呂にも料理にも茶葉/北京の豪華茶館






北京には、風呂やマッサージ付きのスパを併設したゴージャスな高級茶館も登場している。中心部から車で30分ほどの「紫雲軒 茶事」。東京ドームの約3分の1にあたる1万5000平方メートルの敷地に、ともに床面積700平方メートル以上の平屋建て茶館と2階建てスパが並ぶ。庭園と畑もあり、料理に出す野菜を栽培している。


「紫雲軒 茶事」のオーナー、張錦児さん/photo:Akiyama Noriko

オーナーの張錦児(40)はもともと琴の演奏家。97年に北京市内の大使館街にテーブル四つの茶館を開いた。生け花を茶に添えて出す独自のアレンジや、茶葉を使った料理が外国人を中心に注目を集め、02年に2号店を、そして06年にこの店を開いた。「お茶は生活そのものなので、食事だけでなくいろいろなサービスをしたかった」という。


コンクリート打ちっ放しの現代的な雰囲気で、館内は白を基調に、照明を抑えめにしている。ドバイで買ったという鏡や、イタリアで買ったという赤いシャンデリア。人の身長より高い鳥かごで、白い小鳥がさえずる。長く張った木の枝がいくつものガラスの花瓶に生けられ、脇では雑誌の撮影が行われていた。総額1000万円超の外資系企業のパーティーにも使われるという。




紫雲軒 茶事のスパ/photo:Akiyama Noriko
紫雲軒 茶事のお茶/photo:Akiyama Noriko

人気は、茶葉を使った風呂に入るコース。4人までの利用でマッサージ付き1回8000元(11万円)。1泊すると朝食付きで2万元(27万円)だ。


(秋山訓子)

(文中敬称略)

(次ページへ続く)


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