Editor's Note 編集長から

浮かれすぎは困るけど





今号のG-1面に写っているヤスミンコ・ハリロビッチさん。その透徹した力強い表情を見て、アートディレクターも取材陣も「これ以外の表紙は考えられない」と即決しました。「笑いの力」でなぜこの写真なのか、記事を読めば、ご理解いただけると思います。


極限状態の笑いとはあまりに次元が違いますが、編集者として時に頼りたくなるのは、文末の(笑)です。ネット上ならwwでしょうか。使い過ぎは禁物ですが、座談会の発言のニュアンスなどを伝えるのに重宝します。


米国の金融政策を決める委員会の議事録には(笑)にあたる[Laughter]も記録されています。金融危機が起きる直前の2007年前半ごろまでは委員会の場でも笑いが多く、危機発生後は激減した、といった分析もあります。


浮かれすぎは困りますが、真剣な判断が必要なときこそ、緊張を和らげ視野の広さを取り戻したい─。「笑いの力」を使いこなせるようになりたいものです。


(今回の特集は「笑いの力」です)







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