Editor's Note 編集長から

「復興庁」というレンズ





関連死を含め約2万人の犠牲者と50万人近い避難者を出した東日本大震災から5年。被災地や避難先に暮らす方々は、簡単に言葉にできない困難の中で、生活再建や地域の復興に向け歩んできたことと思います。


この期間を振り返るにあたって、GLOBEで何度か試みてきた「組織解剖」の手法を生かせないか。そう考えて取り組んだのが今回の特集です。日本社会が復興にいかに臨んできたのか。「復興庁」というレンズを通じて見える断面をお伝えしようと取材しました。


もちろん復興庁の権限はそう強くなく、「レンズ」のサイズにも限界があります。一方、GLOBEは日常的に被災地の取材に関われてはいません。従って、今回の特集も、復興という巨大な営みのごく一部に触れただけです。


日本社会の底力が問われたこの局面での経験をどのように顧み、そこから学んでいくのか。今後も、多くの方の声を伝えていかなければ、と感じています。




(今回の特集は「被災地と復興庁の五年間」です)






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