Editor's Note 編集長から

[ソロバン勘定]





宇宙空間への進出は、未知なるものへの好奇心をかきたてる冒険であると同時に、それぞれの国家の威信をかけた事業でもありました。巨額の費用がかかるうえ、軍事とも密接に絡むだけに、今も基本は同じでしょう。


それでも、最近その担い手の顔ぶれに変化が見えます。政府の財政難を発端にした宇宙版「民営化」というと身もふたもないですが、ベンチャー企業の参入も目につきます。では民間ならソロバン勘定は合うのか。そんな疑問から今号の特集の取材が始まりました。


「民」に任すことの利点と限界は、地上の公共事業や技術開発と相通ずるものがあります。宇宙が身近になるにつれ、「ビジネス」が課題になるのは当然なのかもしれません。


特集に関連し、[お知らせ]欄で朝日カルチャーセンターの講座を紹介しました。「宇宙」は人気のテーマのようで、他の教室を含め様々な講座があります。今後もこうした紹介を続けていきます。



(今号の特集テーマは「宇宙商戦」です)







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