Editor's Note 編集長から

[ネット時代とジャーナリズム]





今号の編集作業が大詰めになったところで、日本経済新聞社が英国のフィナンシャル・タイムズ(FT)グループを買収するとのニュースが飛び込んできました。投資額の大きさも含め、大胆な決断に、正直驚きました。


日経の喜多恒雄会長らは、買収発表の記者会見で「デジタルとグローバル」を繰り返したといいます。デジタルがメディアの構造を変える――それ自体はもはや言い古されたことですが、その深度は増すばかりです。


特集でお伝えしたように、米国では、ネット上の新興メディアが「ニュース」という素材に注目しています。これまで懸念されてきた、ネット時代の「ジャーナリズムの衰退」の歯止めにつながるのか。それとも一時のブームに終わるのか。先行きは簡単には見通せません。


それでも、ダイナミックな試行錯誤には迫力があります。メディアの一角に生きるものとして、今回の紙面づくりは考え込まされることの連続でした。




(今回の特集は「米ニュースバトル 勝者はどこに?」です)









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