Editor's Note 編集長から

[代表制か直接制か]





大阪市での住民投票から3週間。地元以外では早くも関心が薄れがちです。でも、これだけ多くの市民が参加した経験を、よく咀嚼せずにおくのはもったいない。そう考えて企画したのが今回の特集です。


議会の決定と住民の投票のどちらがいいのか、つい二者択一的に考えがちですが、立正大教授の早川誠さんは著書『代表制という思想』の中でこう説きます。代表制と直接制は、民主主義がうまく働くために必要なふたつの同等な制度で、否定しあう必要はない、と。


民主主義にはベストな決定方法はなく、様々な仕組みを、欠陥も意識しつつ使いこなさなければならない。だから「直接制への期待は理解できるが、それが過度の議会不信につながるのは心配だ」と早川さんは言います。


特集でもみたように、各国でも様々な議論があり試行錯誤が続いています。学ぶべきところは学び、政治の仕組みを豊かにしていければと思います。


(今回の特集は「住民投票 それは良薬なのか?」です)


※上記の早川教授のインタビューをウェブオリジナル記事で公開しました。

  ウェブオリジナル:民主主義は「投票で終わり」ではない











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