Editor's Note 編集長から

[通販頼み]





最近、家や職場で増殖しているものがあります。ネット通販の商品を梱包していた段ボール箱です。以前は書店の紙袋がたまったものですが、いまは空き箱の解体に追われます。


全国段ボール工業組合連合会によると、「通販・宅配・引っ越し用」の段ボール箱消費は、昨年までの10年間で87%も増えました。同時期の段ボール全体の消費増は8%ですので、伸びが目立ちます。連合会は、ネット販売を中心に好調が続くと予想しています。


「思い立ったときに買える」「見て回る必要がない」「重いものを運ぶ手間も省ける」。易きに流れやすい性格ゆえか、通販頼みは高まるばかり。今号の特集を編集しつつ、日々、物流のお世話になっていることを実感しました。


もちろん、実物を見ずには買う気になれないものも多く、書店には、ネット上の検索や「おすすめ」にはない、新鮮な書籍との出会いもあります。ネットと物流の進化は、こうした感覚も変えていくのでしょうか。




(今回の特集テーマは「物が届く社会」です)





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