Editor's Note 編集長から

[わが家のおすし]





明けましておめでとうございます。新年最初の号は、おすしを特集しました。柔道が国際的に普及してJUDOになったように、いまやSUSHIは世界標準の和食です。


すしは大好きで、年に数回、自分で五目ちらしをつくります。米に昆布を差しこんで炊き上げ、合わせ酢も自家製です。具には、甘辛く煮たシイタケ、カンピョウ。さらに調理したレンコンやアナゴなども混ぜこみます。


子供のころ、我が家のごちそうといえば、母のちらしずしでした。いまの私のすしは、残念ながら母からの直伝ではなく、あちこちのレシピを自分なりに組み合わせたものです。


すしで思い出すのは、小説「夕べの雲」などで知られる庄野潤三さんの作品によく登場する「かきまぜ」というちらしずしです。徳島出身の庄野家に伝わる郷土料理で、家族が集まったときなど、節目には欠かせません。その描写が実においしそうなのです。


世界に通用するSUSHIもすばらしいですが、それぞれの土地や家族が伝えるすしも大切にしたいものです。


(今回の特集は「みんなのSUSHI」です)

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