Editor's Note 編集長から

[時代をのせて]





まるっこくて愛らしいスバル360が我が家にやってきたのは、半世紀前でした。排気量が360cc。古いアルバムの写真をみると、あの車体によく家族4人も乗ったものだと思います。念願の「マイカー」を手に入れた父は、とても誇らしげでした。休みの日にはていねいに洗車をしていました。


数年後、「マイカー」は日産ブルーバードに進化します。買い替えるたびに、車体は大きくなりました。時代は高度経済成長期です。クルマは消費社会のシンボルでした。


1984年に新聞記者になった私は、初任地でホンダのシビックを買いました。警察回り、高校野球の取材など、地方での取材には不可欠です。クルマは取材の「足」でした。


東京に転勤になると手放しました。以後は休暇先でレンタカーに乗るくらい。4年前に米国の大学町で暮らしたときは、カーシェアリングですませました。さて、今後はどんなクルマ生活が待っているのでしょうか。自動運転なら年をとっても楽かもしれない。さまざまな思いが巡ります。



(今回の特集は「2050年クルマ進化論」です)

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