Editor's Note 編集長から

[資本主義のフロンティア]



この号は、特集だけでなく連載も含めて、まるごとアフリカ関連の記事でまとめてみました。GLOBEでは初めての試みです。


アフリカと聞いて、みなさんはどんなイメージを思い浮かべますか。年配の方は、1964年の東京五輪のマラソンで金メダルをとったエチオピアのアベベ選手でしょうか。黙々と走る彼の禁欲的な姿に、当時の日本人は深い感銘を受けました。アフリカの植民地が次々と独立していた時期です。アベベの姿に勃興する大陸の力強さを見たのでしょうか。


より若い世代には、「飢餓」や「内戦」といった負の印象が強いかもしれません。東西冷戦が終わっても、アフリカには平和は訪れませんでした。その長い混乱のトンネルを抜け出し、いまアフリカには「資本主義のフロンティア」という期待のまなざしが注がれています。


6月1日から横浜で第5回アフリカ開発会議が始まります。この機会に、混迷の中から急成長し始めたこの大陸の「光」と「影」を、あるがままにとらえてみようと特集を組みました。


(今回の特集は「アフリカの挑戦」です)



世界のどこかで、日本の明日を考える 朝日新聞グローブとは?