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[No.178]明日華/Asuka WWEの日本公演のリング上で。ファンから「おかえり!」との声も飛んだ photo:Semba Satoru

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花道を悠々と歩いて登場。リングのコーナーポストに登り、お面を外すと、挑発的な目で会場をにらみつけた。


7月上旬、東京・国技館。世界最大のプロレス団体「WWE」(ワールド・レスリング・エンターテインメント)の年に1度の日本公演のリングに、明日華(34)が立った。赤と青で染めた髪に、ヒョウ柄が入ったカラフルなコスチューム。ど派手な見た目は、アニメの主人公のようだ。


国内では、華名(かな)という名前で活動していたから、こっちの方が私にはなじみがある。現在、WWEの中で若手中心の組織「NXT」の女子王者だ。この日は赤毛のアイルランド選手を、強烈なヒップアタックとキックで攻めた。一進一退の攻防の末、最後は下半身で相手を挟みつけ、腕で首を絞め上げる必殺技「明日華ロック」で相手がギブアップ。ベルトを守った。


華名の頃から、戦い方は不変。それと「私に勝てる人はいませんよ」みたいな、あの自信満々な雰囲気も。5月下旬に米フロリダ州タンパで開かれたNXTの興行で、試合前に話を聞いたときは緊張した。変なことを尋ねたら、首を絞められるんじゃないか。だから、やわらかい表情で「人見知りで、何もしゃべらないような子どもでした」と語る様子に、心から驚いた。


一人の時間が好きな子どもだったという。絵を描き、本を読む。漫画を完結させずに描いて、友達に「続きをよろしく」と渡す「漫画交換」をして遊んだ。 大阪に住んでいたから、テレビをつけるとお笑い番組が多かった。プロレスと出合うきっかけは、ここで生まれた。


「プロレスラーの物まねをしている芸人さんって、結構いるじゃないですか。それで中学3年生ぐらいから、見始めたんです」。深夜放映の新日本プロレス。若かりし頃の武藤敬司(53)が、ジャンプして相手の頭部を両足で挟み、バック宙の要領でマットにたたきつける「フランケンシュタイナー」という技に「きれい」と魅了された。元々はまりやすい性格もあり、毎週のようにプロレスを見ているうちに、いつしか「私もなりたい」に変わった。


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