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アート&ファッション

[アート特派員]月夜に思う

ローチャン由理子@ニューデリー





約30年前、カルワ・チョウト祭を前に、姑と一緒に準備をした。
Photo: Lochan Yuriko


私の夫は、美術を専門とするインド政府の官僚で、職場のヘッドでもある。だが今も昔も変わらないのは、年度初めに古参の職員たちに、有給休暇の申請で先を越されることだ。


彼らは、毎年変わる国民の休日と祝・祭日を迅速にチェックし、週末と組み合わせて連休を作り、提出する。あれよあれよという間に先を越され、私たち夫婦にとっては、連休がほとんどない一年が繰り返される。


インドでは、太陽暦で決まっている国民の祝日は、独立記念日と建国記念日、偉人の生誕記念日のみだ。その上で、太陰暦に基づく宗教や風習、地方により決められる祭りの日取りが、太陽暦の暦に沿って決まる。そのため毎年、休みの日取りが変わるのだ。


2015年のインドの祝・祭日は合計16日で、15日の日本とそう変わらない。と思いきや、実はインドにはこれ以外にも「制限つきの祝日」というものがあり、宗教など個人的な理由で、ばらばらに休む。加えて、それぞれの州や地方で生活や習慣が大きく異なるため、奉公人が休暇をもらって実家に帰る日(やぶ入り)も、東インドでは10月下旬のダシェラ祭前後、北インドでは11月中旬のディワリ祭前後、南インドではクリスマス・新年前後になり、あらゆる仕事の進行に混乱をきたす。



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